大晦日の夜、除夜の鐘とともに新年の元旦を迎えます。0時を過ぎ新年がよい年になるように近郷近在の門信徒が懐中電灯で足元を照らし次々とお参りします。
鐘は人間の煩悩の数といわれる108回鳴らして煩悩を除去するものです。
 仁王門をくぐり、急な石段を登って鐘楼門をくぐり、正面の観音堂に上がって参拝します。観音堂では住職によって護摩木が焚かれていて 読経が行われています。

 冬から春へと季節の移り目である節分には多くの人々が参詣して境内にある多くの社寺で豆まきが行われます。
 当日、福豆が準備してあります。ご自由におとりください。

 門信徒を集めて、涅槃図や地獄絵を掲げお釈迦様の御慈悲を説法する会。

 春、暖かくなった3月10日頃になると出雲巡礼に先だって出雲観音霊場33か寺の住職や信徒達によって巡拝が行われます。これによりその年の巡礼が無難に参拝
できるよう準備が整えられるのです。
 4月になるとお寺では、出雲巡礼が多く参拝されるので巡拝者の納経を受け、お茶の接待が続きます。

 17日は千手千眼観音菩薩様のご縁日です。大般若会は春の礼祭で年中行事で最も華やかに行われます。帰依する人々の篤志により家門繁栄、息災延命、招福
長寿の祈願が営まれます。この日は近隣の僧侶7〜8人の御助法による、大般若の転読は見ごたえがあります。
法要が終わりましたら、庫裏にてお茶の接待があります。

 お盆の17日、この日は千手千眼観音菩薩様のご縁日の法要と仏様送りを同時に行う行事です。この日の夕方から檀信徒が集まり供養と家門繁栄を祈願します。
法要が終わりましたら、庫裏にてお茶の接待があります。